発酵・お酒・酒粕(酒かす)レシピ・麹・マクロビオティック・体と心。
http://happyseedstomomi.blog79.fc2.com/
 

MOTHER WATER

Author:MOTHER WATER
暮らしを心地良く、豊かに。
そんな「モノ」(物)と「コト」(情報)をシェアする場。


「発酵する生き方研究所 みなみ屋さん」
心と体をわくわくプクプク発酵させ、豊かに楽しく発酵する生き方を研究・提案しています。
主宰 なかじ & 南智美


◇なかじ(南 智征)…発酵する生き方の研究
発酵料理家・リフレクソロジスト・唄人

京都造形大学陶芸専攻。中退後、日本国内、アジア・ヨーロッパを中心に世界を旅して廻る。佐渡島で伝統芸能を学ぶ。マクロビオティック料理研究家中島デコ氏に師事。現在、自然酒造り酒屋「寺田本家」の蔵人頭。発酵する生き方のワークショップを中心に料理教室・発酵教室・身体操作の教室を開催。

・・・・・・・・・・・・・・・
◇南 智美…発酵おやつ研究家

2000年 マクロビオティックレストランに勤め始める。
パトリシオ・ガルシア・デ・パレデス氏のもとで長年に渡りスイーツを教わる。その後パティシエとして活動し、数々のレストランのスイーツ開発を務める。

東京恵比寿にある「旧クシマクロビオティックアカデミィ」の料理・スイーツクラス講師。現在「BIOKURA STYLE Cooking School」
2012年1月 女の子を出産し、一児の母となる。
出産をきっかけに産休にはいる。

KIJリーダーシッププログラムレベル3終了。
2013年11月 北海道札幌へ移住。
2014年3月 Organicな暮らしの店「MOTHER WATER」を家族で立ち上げ運営中。 


・・・・・・・・・・・・・・・












 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

この人とブロともになる

 
 

 

 
--.--.--(--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

 

2012.09.16(Sun) 11:31
「酒粕の話⑪」

■酒造りの大型化と酒粕の普及
 

 現在のような圧搾された白板粕が、世間に出回るようになるのは江戸時代です。

 
 この時代は、現代の酒造りの基本ともなった「生酛造り」が完成してきた時代でもあります。

 時代も安定し、庄屋や、大きな商家が現れ、それらが中心になり全国各地に生業としてお酒を作る酒屋が登場します。今に通じる、蔵人や杜氏制度が現れたのもこの頃です。
 
 もともと、山間部の農家だった杜氏集団は夏、自らの田畑を耕し、冬になると部落の男衆を蔵人として引き連れ、各地方の中心的な役割をする蔵元のところへと出向きます。
 
 一冬泊り込み、組織だって酒の最適期である寒の時期に大量の酒を仕込みます。この時、寒くて辛い酒造りの労働を紛らわすために唄った蔵人の郷土の唄が、その地方の酒造り唄として生まれ、今も歌い継がれています。
 そして春になると一冬の労働賃金と、自ら作った酒や酒粕の一部を蔵元から譲り受け、各自の郷土へと帰って行きます。

 このようにして作られたお酒と酒粕も、庶民の生活の中に、楽しみとして広がり、同時に本で紹介しているような、各地のさまざまな郷土酒粕料理が生まれる下地にもなったことでしょう。
 料理として粕汁や煮物に、また保存利用として漬物や魚の粕漬けなどに使われます。

 奈良では熟成粕に野菜を漬け込んだ奈良漬。
 また北関東周辺では地元で取れる鮭と共に「しもつかれ」など地方色豊かな、郷土の食文化が生まれます。酒屋が作った酒粕から、酒母を造り、自らのどぶろく造りに応用もした。という話しも全国各地に残ります。
 
また江戸では、酒粕からをさらに発酵させて酢を作り、これを江戸前のにぎり寿司の酢飯に使いました。これが赤酢の原型と言われています。

今、日本中で食べられている江戸前寿司が生まれるきっかけの一つにも、酒粕が深く関わっているというのですから驚きです。

 先人たちの残した豊かな酒粕文化を、皆さんの生活や食卓の彩りとして楽しんで頂ければ嬉しい限りです。
 
なかじ
http://minamiyasun.jimdo.com/
スポンサーサイト
 
Trackback(0) Comment(0) 編集[管理者用] このページのトップへ 

 

 
Comment

 

 Secret?

 

 

 

 
Copyright © 2017 MOTHER WATER Produce byみなみ屋さん, all rights reserved.
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。